絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『る』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
4歳7か月の男の子のママです。お友だちの影響もあって、最近、自転車に憧れているようです。練習に付き合ってあげなければと思っているのですが、まとまった時間がとれずにいます。自転車のイメージトレーニングができるような絵本はありますか?
うちの息子も、お友だちが補助輪なしの自転車に乗っているのを見て、やる気になって練習を始めました。本人がやる気かどうかって、大事ですよね。
平田利之さんの『じてんしゃ のれるかな』は、まさに自転車に乗りたくて練習中の男の子が主人公。転ぶのが怖くてドキドキしながら練習を始めると、ゾウや鳥が現れて「バランス バランス」「リズム リズム」とアドバイスしてくれます。実際の練習の時も、バランスやリズムを意識すると、うまく自転車に乗れそうですね。
斉藤洋さんと田中六大さんの『じてんしゃに のろう』は、探し絵や間違い探しなど楽しい遊びのページを交えながら、自転車の乗り方やルールについて教えてくれる絵本。自転車に乗る前の入門書として役立つことでしょう。
ユニークなのは、自転車に乗る人ではなく、自転車そのものの目線で描かれた『オレ じてんしゃ!』。自転車に乗る人ではなく、自転車そのものの目線で描かれています。作者の石井聖岳さんは自転車が大好きで、自転車の魅力を伝えるべくこの絵本を描かれたのだそうです。自転車のパーツの名前なども紹介されていて、自転車にますます愛着がわきますよ。
最後にご紹介する『ぼくじてんしゃにのれるんだ』は、1989年初版のロングセラー。くまたくんは補助輪付きから乗り始めて、補助輪を片方外した状態での練習を経て、最後は補助輪なしに挑戦します。自転車を買ってもらった喜び、初めて乗る時のドキドキ、転んでしまった時の痛み…自転車の練習にともなう様々な気持ちがリアルに描かれています。絵本を読んだら、ぜひ実際に練習してみてくださいね!
(回答:ミーテ編集部・スージー)
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