イチ押し絵本情報

絵本で雪遊びを疑似体験したい(絵本子育て相談室 Vol.421)

2023年1月13日

絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『る』。
アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。

 絵本で雪遊びを疑似体験したい

<今回のご相談>
3歳2か月の男の子のママです。雪の滅多に降らない地域に住んでいて、雪は不慣れなのですが、機会があれば雪国を訪れて、雪遊びを体験させてあげたいと思っています。まずは絵本で疑似体験できればと思うのですが、おすすめの絵本はありますか?

 絵本の中は一面の銀世界!

私も雪があまり降らない地域に住んでいますが、息子は雪遊びが大好き。冬になると「雪降らないかなぁ」とよく言っています。雪国に連れて行ってあげられたら、どんなに喜ぶことでしょう。

雪遊びの絵本と言えば、かこさとしさんのロングセラー『だるまちゃんとうさぎちゃん』。雪だるまや雪うさぎをつくったり、手袋でウサギの人形をつくったりと、遊びがいっぱい詰まった一冊です。同じくかこさんの『ゆきのひ』でも、雪合戦にそり、スキー、かまくらなど、楽しい雪遊びが紹介されているのですが、その一方で雪国の暮らしの過酷さも描かれています。お子さんの年齢に合わせてどうぞ。

『おんなじおんなじ ももんちゃん』は、ももんちゃんと仲間たちが雪だるまを作るお話です。雪だるまとおそろいの毛糸の帽子と手袋をしたももんちゃん、ぜひチェックしてみてくださいね。

『とらたとおおゆき』は、お父さんが作ってくれたそりで遊ぶトラの子とらたが主人公。そりにつけられた鈴の音に誘われて、友だちが続々と集まってくると、最後はみんなでぎゅうぎゅうとそりに乗って、歌いながら滑り降ります。何度滑っても「もう1回!」とエンドレスに続けたくなる、そり遊びの楽しさが生き生きと描かれていますよ。ロングセラー&名作ピックアップでも紹介しています。

(回答:ミーテ編集部・スージー)


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