今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
藤本ともひこさんの絵本『どんぐりポーとどんぐりプー』が出版されました。
家で退屈していたどんぐりのポーは、友だちを探しに出かけることにします。山をころころころころ転がっていくと、あっちからもころころころころ、どんぐりのプーが転がってきて、ごっつんこ! ふたりは一緒に、花から花へと転がったり、葉っぱのロープにぶらさがったりして遊びます。
「ころころ ぴょん!」「ころころ ぶらーん!」といった擬態語が楽しい、1、2歳から楽しめる絵本です。
<作者・藤本ともひこさんからのコメント>
コロナ禍で散歩が日課になった。いつしか散歩の目線は2歳の子どもになり、常日頃、雑草と思って見過ごす世界が、いかに多様で色鮮やかな世界かと気づいた。
そういえば、どんぐりって、いつも子ども達のポケットから出てくる一番身近な友だちだ。ならば新しい散歩の友だちとして、どんぐりの兄弟みたいなのがいたら、いいなと思った。この絵本を持って、原っぱで読んでほしいなあ。
ポーに寄り添うのはナズナ。プーに寄り添うのはオオイヌノフグリ。どこに生えているかも、また別の物語のよう。最初のポットの家の場面にはナズナだけですが、ラストの同じ場面にはオオイヌノフグリも生えました。絵も読んだら楽しい発見がきっとある。
子どもが大好きなどんぐりが主役の一冊。どんぐりになったつもりで楽しみましょう!
▼藤本ともひこさんのインタビューはこちら
「絵本も歌も遊びも子どもの論理でつくりたい」
無料会員登録後は、過去の「絵本子育て相談室」など、
様々な絵本情報が読み放題!
ぜひミーテにご登録ください♪