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大海原の真ん中で漁師が「焼き鳥が食べたいなあ」。世界一高い山で「ここでラーメン食べたら最高だろうなあ」。そんな無理難題な望みに、どこからともなく不思議な声が答えます。「デリバリーぶた!」。 まさか…!?
最近子ども達にも身近になった食のデリバリー。でも、こんな時・こんな場所に、まさか望みの食べ物が届くとは。極限の状況と、日常的な食べ物の組み合わせの妙が笑いを誘う、楽しい一冊です。
<作者・加藤休ミさんからのコメント>
「デリバリーぶた」は、食の望みを無償で叶える任務に真剣なぶたです。きっと読者は、「私のところにも来てほしい」と思われたでしょう。しかし、このぶたに会えるのはひとり1回。望んだ食べ物が届くのも、1回だけなのです。おじいさんやお姫様にアイスクリームやのり弁が届いたのは、あの時本気で切実に望んだから。そんな一期一会の任務をはたして、颯爽と去っていくぶたの姿が、私は好きです。
『きょうのごはん』などで食べ物の絵に定評のある加藤さんのクレヨン画も大注目。ところで見開き画像のアイスクリーム。どんな状況に届けられたのか、いろいろ想像してから絵本を手に取ってみて!
▼加藤休ミさんのインタビューはこちら
「クレヨン術を極めて もっともっとおいしく描きたい」
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