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イチ押し絵本情報

サンドイッチにはさまれたいやつが、次々やってくる！(新刊絵本のご紹介　Vol.308)

2020年10月26日

毎週月曜日は、注目＆話題の新刊情報をご紹介していきます！

サンドイッチにはさまれたいやつが、次々やってくる！

サンドイッチにはさまれたいやつよっといで: 作・絵：岡田よしたか; (佼成出版社)

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岡田よしたかさんの絵本『サンドイッチにはさまれたいやつよっといで』が出版されました(本体1300円＋税、佼成出版社)。『おにぎりにはいりたいやつよっといで』に続く第2弾です。

サンドイッチの具になりたくて、閉店後のパン屋にしのびこんだ食べ物達。食パンにはさんでもらったのは、トマトとチーズ、トンカツ、ポテトサラダ…。組み合わさったり、切ってもらったりして大盛り上がり。そこに「ぼくらもはさんで」と、様々な具がやってきて…。

おにぎりに入れてもらえなかった個性派の具が、パンにはさまれ本領発揮。「ぼくらをはさんでくれへんか」「これでどうや！」といった関西弁のテンポのいい応酬もにぎやかな、ユーモア食べ物絵本です。

＜作者・岡田よしたかさんからのコメント＞
「岡田サンおにぎりの次はサンドイッチですよ。前のおにぎりの本が忘れ去られる前に出しましょ」という編集者さんの一声で決まりました。で、描いてて「あれ？」と手が止まったことがありました。「三角のサンドイッチてパンを切ってからはさむんか、はさんでから切るんかどっちやったかなあ」「はさんでからでしょう」「そうでしたか」。どっちなのかで展開がちょっと変わってきますからね。逆もあると思うけど今回はこれでいきましたからね。

読み終わった後は、料理をしたり、おままごとをしたり、関西弁で盛り上がってみたりと、楽しみが広がる一冊です。

▼岡田よしたかさんのインタビューはこちら
「子どもが絵本を読んで、ただ『楽しい』と思ったなら、それで十分」