イチ押し絵本情報

穴あきページをめくると積み木が乗り物に変身!(ロングセラー&名作ピックアップ Vol.225)

2019年3月14日

毎週木曜日は、ママ世代にとっても懐かしい、世代を超えたロングセラー&名作絵本をご紹介します。

 穴あきページをめくると積み木が乗り物に変身!

今回ご紹介するのは、2011年に出版された、よねづゆうすけさんの人気作『のりもの つみき』。海外で絵本作家デビューされていたよねづさんの、初の日本語版の絵本です。

積み木で乗り物、何つくる? カラフルな積み木が、ページをめくると車やバス、飛行機など、いろんな乗り物に大変身! 次はどんな乗り物が出てくるかな? 子どもの想像力を刺激する、楽しい穴あき絵本です。

見開き

色とりどりの積み木がずらりと並んだ表紙に、丸い穴がふたつ。ページをめくると、積み木の自動車がブーンブーン! 丸い穴の部分が車のタイヤになります。

積み木には木目の模様までついていて、まるで本物の積み木で遊んでいるような感覚で楽しめます。車、バス、機関車、船…と、乗り物はだんだん大きくなっていきます。最後に登場するのは…?

作者のよねづゆうすけさんはインタビューの中で、「赤ちゃん向けの絵本ということもあって、意識したのは黒くて太い輪郭線とはっきりした色合い。小さい子でも認識できるように。シンプルだけど大きな驚きを、というのを意識してつくりました」とおっしゃっています。初めて見ると、大人でも次にどんな乗り物が出てくるかわからない場合も。また、何が出てくるかわかっていても、実際にページをめくって乗り物が浮かび上がると、形がぴたっと決まった心地よさを味わうことができます。赤ちゃんに限らず、子どもも大人も楽しめるしかけ絵本です。

<ミーテ会員さんのお声>
この本はいつ読んでもじっと見て、ニコニコ楽しそう! やっぱり男の子、乗りものが好きなのかな? 最後のロケット発射のところは、ほんとに発射したように絵本を動かすと、とても喜んでくれる。(0歳8か月の男の子のママ)

新作『かずのえほん』も、めくって楽しむしかけ絵本。楽しみながら数字に親しむことができます。よねづさんは他にも『ぴたっ!』『だーれの おしり?』『おやすみ のらちゃん』など、アイデア満載のしかけ絵本をたくさん生み出されています。親子一緒にページをめくって、楽しいひとときを過ごしてくださいね。

▼よねづゆうすけさんのインタビューはこちら
「絵本をおもちゃがわりにして、一緒に見て遊んでもらいたい」
赤ちゃん絵本を楽しもう!『のりものつみき』に込めた思い


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