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「生きていること いま生きていること それはのどがかわくということ 木漏れ日がまぶしいということ」。40年以上前につくられ、今は小学校の国語の教科書にも採用されている詩「生きる」。生きるということばに、さまざまな人生の瞬間の情景を連ねた谷川俊太郎さんの詩に、ある家族の何気ない夏の一日を描いた絵を重ねた絵本です。
<担当編集者からのコメント>
子どもたちがすごす何気ない日常のなかにこそ、生きていることのすべてがある。そんなメッセージがこめられたこの絵本には、子ども達のかたわらにいらっしゃる大人の読者の方からも、大きな反響をいただきました。亡くなったお父さんの姿、母とすごした子どもの頃の自分…。本のなかのさまざまなシーンに、だいじな人達とすごした時間を見つけられたようでした。
「生きる」 の詩のテキストのなかには、子ども達には深遠な印象をのこすくだりも多いかとおもいます。いつか大人になった時に、あの詩が語っていたのはこのことだ、と子ども時代の愉しい時間とともに 、絵本も思い出してもらえたら何よりうれしいです。
テーマは大きいですが、平易なことばと慣れ親しんだ風景を描いた絵で、小さい子どもから味わうことができますよ。
▼谷川俊太郎さんのインタビューはこちら
「言葉はスキンシップ 子どもを膝に乗せて絵本を読んで」
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