イチ押し絵本情報

絵本の中で巻き起こる雷・大雨・台風(季節のイチ押し絵本 Vol.95)

2016年8月23日

毎週火曜日は、季節にぴったりのおすすめ絵本をご紹介します。

 絵本の中で巻き起こる雷・大雨・台風

さっきまでギラギラと照り付けていた太陽はどこへやら、突然の雷雨でずぶぬれに!…なんてこと、夏にはよくありますよね。絵本の中でも、大雨や大風が吹き荒れていますよ!

明日、家族で海に行くのを楽しみにしていた男の子。でもあいにくこれから台風がやってくるのです。どんよりしていく空、雨戸に強く吹き付ける雨。男の子は布団の中に避難して、台風を追い払う機械を想像します。そして、夜が明けると…。台風が過ぎ去ったあとの青空がなんともすがすがしい一冊。

激しい夕立にあって、ずぶぬれになってしまったヤギが、オオカミの家で雨宿りさせてもらうことに。ところが、オオカミが自分を食べようとしていることに気づきます。ヤギは知恵を絞って脱出を試みますが…。命をかけた歌合戦がなんとも愉快な、トリニダード・トバゴの民話をもとにつくられたお話です。

母親と二人で暮らす男の子が、畑にナスの苗を植えました。大事に育てて天まで伸びたナスを収穫するために、上へ上へと登っていくと、雲の上には立派な御殿がありました。そこにいたのは雷様と娘達。男の子は雷雨を降らす手伝いをすることになって…。災難を除けるためのおまじない「くわばらくわばら」の由来を描いた昔話。


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