スペシャルインタビュー

この前すごいびっくりしたんですけれどね、小2の息子が漢字のテストで初めて100点を取ってきたことがあったんです。「やっととれたね。次はどう？」って聞いたら「完璧、100点！ ママ、もし次も100点だったら、いつもよりいっぱいいっぱいチューしていいよ」って言ったんですよ！

その時は「そんなのいつでもしてあげる。ベロベロなめてあげるよ」とか言ったんですけれどね(笑) 本当にびっくりしました。まだそういうスキンシップを、求めていたんだなって。最近は「しっかりしなさい」とばかり言っていたなぁと反省しました。2年生にはなったけれど、まだまだ小さい子どもらしいところを見逃しているのかなって。夫はやたらとチューするんで、それはそろそろやめたらと思ってるんですけど（笑）

息子は、本当に野球のことばかり考えていて、学校で借りてくる本も野球の話ばっかり。ベーブルース以外にも松井秀喜、イチロー…。それも自分で読まないで、私に「読んで」って持ってくるんです。でも、自分で読むんじゃなくて読んでほしいのかなと思うようになりました。そういう子どもの思いには、なるべく応えたいですね。過保護になるとかではなくて、「甘えさせる」というのも大切なんだなと思います。

▲今年の母の日に、渡辺さんが子ども達からもらった絵（Facebook公式ページより）。

子育て真っ最中のお母さん達には、子育てってひとりでするものではないと思うので、みんなで子どもを育てていくという気持ちで、おおらかに、協力し合いながら、一緒にがんばりましょう、と伝えたいですね。

私もまだまだ全然です。「ギリギリギー！」って怒っちゃったら、止まんなくなっちゃうんですよね。そんな時は、例えば部屋を離れてみたりします。そうすると、子どもがかわいそうになってくるんですよね。悪かったなとか、ひとりで寂しいだろうなとか。一旦冷静になると、自分も切り替えられるし。そういう試行錯誤をしながら、子育てしていっているという感じがしています。一緒にがんばりましょうね！

あと、うちには「名倉家のルール」があるんですよ。長男が小学校1年生になる時に書いていましたけれど、「挨拶は自分から」「いつも笑顔で」といった感じで。自分の家のルールというのを決めておくと、子どもにも伝わりやすいかもしれないですね。