赤ちゃん絵本を楽しもう!

Vol.56 『あかちゃんとわらべうたであそびましょ!』作者・さいとうしのぶさんインタビュー

Vol.56 『あかちゃんとわらべうたであそびましょ!』作者・さいとうしのぶさんインタビュー

赤ちゃんとの絵本の時間を楽しみたい、すべての方へ。選りすぐりの赤ちゃん絵本の誕生秘話や、作家さん・編集者さんが絵本に込めた思いを伺いました。赤ちゃん絵本を楽しむヒントが詰まったインタビュー、今回は、さいとうしのぶさんにご登場いただきます。

わらべうたを家族みんなで楽しもう!

昨年4月に出版された『あかちゃんとわらべうたであそびましょ!』は、赤ちゃんと一緒に楽しめるわらべうたを集めた絵本です。

最初は『わらべうたであそびましょ!』の続編をつくるつもりでした。同じ主人公で、わらべうたを紹介する絵本でありながら、ひとつのストーリーが流れている、ということを意識して考えていたのですが、まったくうまくいかず…。

しばらくして編集の方から、赤ちゃんをターゲットにしたわらべうたで、動物を主人公にしてはどうかと提案を受けました。たとえば、泣いているネコちゃんがわらべうたで笑った!というようなものです。それならできそう!とつくっていくうちに、動物では手遊びなどの表現が難しいので、やはり人がいいなと。人ならば、お母さんと赤ちゃんだけでなく、お父さんやきょうだいも含めて家族で楽しんでいる様子を描きたい、と思って、現在の形になりました。

工夫したのは、ストーリーのような一連の流れをつくるということ。家族が楽しんでいる様子と遊び方を見開きで一度に見せるのも難しかったのですが、最終的にわかりやすくまとまったと思っています。本の版型、紙の質感、手にとった時の本の厚みにも最後までこだわりました。

やさしく歌って遊んで、笑顔あふれるひとときを

『あかちゃんとわらべうたであそびましょ!』では、「ちっちゃい まめ こーろころ」や「にゅうめん そうめん」「きゅうりのおつけもの」など、7つのわらべうたを紹介しています。わらべうたは、長野県松本市で活動されている「本と子どもの発達を考える会」の皆さんにも相談に乗っていただきながら、表現できそうなもの、比較的ポピュラーなものを選んでいきました。

「きゅうりのおつけもの」は、私が子育て中、息子とよく遊んだわらべうたなんですよ。息子が赤ちゃんの頃は、『子どもとお母さんのあそびうたえほん』を見ながら、たくさん遊びました。よだれを流して喜んでいたのを思い出します。もう一度あの時に戻りたいくらい、幸せなひとときでした。

今の親世代の方々は、わらべうたを知らない人が多いですが、わらべうたはけっして難しいものではありません。むしろ、こんなことで赤ちゃんが喜ぶのかと驚かれるくらいです。本の通りでなくていいのです。自分にとって心地よいリズムや調子で歌ってください。遊びもどんどん発展させてください。楽しむためのポイントは「やさしーく!」。赤ちゃんはキャッキャと喜ぶはずですよ。

ミーテ プレゼント情報

あかちゃんとわらべうたであそびましょ!

さいとうしのぶさんの絵本『あかちゃんとわらべうたであそびましょ!』直筆サインを入れていただきました! ミーテ会員3名様に抽選でプレゼントします。

※ミーテ会員登録がまだの方は、登録後、ご応募ください。会員登録はこちら

ご応募はこちらから

ご応募はこちらから

応募期間
1月12日(火)~1月25日(月)

プロフィール

さいとうしのぶさん

さいとう しのぶ

1966年、大阪府堺市生まれ。嵯峨美術短期大学洋画科卒業。テキスタイルデザイナーを経て、インターナショナルアカデミー絵本教室に学ぶ。絵本創作のかたわら、手づくり絵本を広める活動もしている。主な作品に『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』『しりとりしましょ!』(以上リーブル)、『あぶくたった』『おべんとうばこのうた』(以上ひさかたチャイルド)、『子どもと楽しむ行事とあそびのえほん』(文・すとうあさえ、第55回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞)、『わらべうたであそびましょ!』(以上のら書店)など多数。

さいとうしのぶさんのインタビューをもっと読みたい方はこちら
「子どもたちの笑顔が絵本づくりの原動力」

ページトップへ