子育てに役立つ絵本

お月さまってどんなあじ？

作・絵：マイケル・グレイニエツ

訳：いずみ ちほこ

セーラー出版

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息子は2歳前ぐらいからお月様が大好き。夜になるとよく、家の窓からお月様が出ているか確認します。

お月様が出ていないと、「お月、出てないよ」「雲が…雲が」と報告してくれます。満月の時はいいのですが、小さなお月様の時は、ときどき「ねずみが食べた？」と聞いてきます。

絵本の『お月さまってどんなあじ？』を思い出しているようです。この絵本はいろいろな動物がお月様を食べてみようと協力しあい、背中に乗り、最後にのったねずみがお月様をかじってしまう…。そして、みんなに分けてあげるという、やさしいお話。

でも、息子はお月様が食べられると悲しい顔をします。
「ああああああ！」大好きなお月様が…という感じなのでしょうか。なんと、メルヘン。
我が家のワガママ王子様…やさしいところもたくさんあるのね。