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イチ押し絵本情報

マイペースに継続して1万回達成(読み聞かせ1万回達成者の声 Vol.58)

2023年6月14日

1万回達成者: ぷにたろうさん

読み聞かせを始めた時: 0歳1か月

1万回達成時: 3歳5か月

読み聞かせ1万回達成おめでとうございます！ 1万回を達成した会員さんにインタビューしました。

絵本があれば、家の中でも冒険を疑似体験できる

私自身、家遊びがあまり得意ではなく、子どもを楽しませてあげられていないのではと罪悪感を覚えていました。でも唯一、絵本の読み聞かせだけは思う存分してあげられたと自信をもって言うことができます。

コロナ禍で、お出かけしにくい状況が続きましたが、そんな中でも絵本を通して季節や文化など様々な知識を子どもと共有できました。『はじめてのおつかい』や『こんとあき』のように子どもの冒険を疑似体験したり、実生活の中で「絵本で見たやつだね」などと追体験できたのもよかったです。子どもの好きなものや興味があることにも、いち早く気づくことができました。

最近は絵本の感想を言うこともありますし、主人公たちの気持ちに寄り添った、思いやりのある発言もするようになりました。絵本の読み聞かせを通じて、子どもの感性が育っているなと感じています。

マイペースに継続して1万回達成

よるのびょういん: 作：谷川俊太郎; 写真：長野重一; (福音館書店)

この絵本の感想を見る

『よるのびょういん』は、コロナが流行りだした頃に何回も繰り返し読んでと持ってきた絵本です。ちょうど家族が夜の病院で働いていた時期だったので、いろいろなことを思いながら読みました。手術室の写真も怖がらずに興味津々でした。

いつまでに1万回読もうとこだわると、無意識にお話が短い絵本を選びがちになったり、じっくり読めなくなったりすると思い、途中からは期限を決めず、マイペースに読み聞かせを継続しました。1日に40冊以上読む日もあれば、お出かけで疲れてまったく読まない日もありましたが、ゆっくりでも継続していると塵も積もれば…で1万回を達成できました。それぞれのペースで無理なく継続していくことが大事だなと思います。

私にとって絵本の読み聞かせがかけがえのないすてきな経験になったように、将来、子どもにとっても絵本の読み聞かせが幸せな思い出の1ページになってくれたらうれしいです。

★楽しく続けられる「読み聞かせチャレンジ」★