今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
聞かせ屋。けいたろうさんの文、かさいまりさんの絵による絵本『どうぶつたくはいびん』が出版されました。
森の宅配便センターに、ヤギのお客さんがやってきました。カンガルーのるーこさんはヤギに伝票を書いてもらうと、荷物を預かります。すると、るーこさんが目を離した隙に、カンガルーのかんちゃんが「ぼくもお届け物になろうっと」と箱の中に入ってしまって…。
くまたろうさん、くじろうさん、わしこさんは、かんちゃんが入っているとも知らず、荷物を届けに出かけます。合言葉は、大きい荷物、小さい荷物、どれも大事なお届け物!
荷物を運ぶ人たちのがんばりと、箱の中に入ったかんちゃんの冒険が描かれたお話です。「森のくまさん」や「うみ」など、子どもたちにおなじみの童謡も登場するので、読み聞かせの際はぜひ歌ってみてくださいね♪
<作者(文)・聞かせ屋。けいたろうさんからのコメント>
こんにちは!聞かせ屋のけいたろうです。
「お届け物でーす」と荷物が届いた時に僕は、「重くてすみません!」と「ありがとう」を伝えます。すると、宅配便のお兄さんと仲良くなります。それを見ていた娘も、お兄さんが好きになります。
荷物は勝手に届くわけではなくて、誰かがいつも頑張ってる。そんな姿を見つめて、応援したくなる絵本です。
“あなたがいるから、荷物が届く”
全国の宅配に関わる皆さん、どうもありがとう!
絵を担当されたかさいまりさんは、今年で絵本作家デビュー30周年。作・絵を手がけた『ぼくとクッキーのなかなおり』、作を手がけた『さくらちゃんのかえりみち』(絵:吉田尚令さん)、今回ご紹介した『どうぶつたくはいびん』と、3か月連続で絵本が刊行されています。あわせてチェックしてみてくださいね。
▼聞かせ屋。けいたろうさんのインタビューはこちら
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▼かさいまりさんのインタビューはこちら
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