今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
あずみ虫さんの絵本『ホッキョクグマのプック』が出版されました。
寒い冬のある日、カナダの北極地方で、小さなホッキョクグマの赤ちゃんプックが生まれました。春になり、プックは初めて巣穴の外にでます。まぶしい太陽の光、背の高いトウヒの木、シマフクロウ、ホッキョクウサギにヘラジカ…。見るものすべてが新しく、好奇心でいっぱいのプックは毎日大忙しです。そんなある日…。
ホッキョクグマの母子が愛情をかわす姿も見どころのひとつ。プックが母グマをまねっこしたり、ぴったりと寄り添って甘えたりする姿にぐっときますよ。
<作者・あずみ虫さんからのコメント>
星野道夫さんの写真やエッセイを通して、アラスカの厳しい自然の中でひたむきに生きる動物たちの姿に魅せられてきました。絵本の仕事をするようになり、自分でも野生動物の絵本を描いてみたいと思い、アラスカに行く計画を立てました。そこで野生のホッキョクグマを観察するツアーに参加したのです。ホッキョクグマと同じ空間を共有することができ、それは私にとってありがたく大きな経験でした。本作はそんな体験を通して生まれたのです。
アラスカ在住のあずみ虫さんが出合った、アラスカの野生動物や自然の、魅力と美しさがギュッと詰め込まれた一冊です。
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