毎週木曜日は、ママ世代にとっても懐かしい、世代を超えたロングセラー&名作絵本をご紹介します。
今回ご紹介する絵本は、かがくいひろしさんの人気作『だるまさんが』。2008年の初版からわずか6年で100万部を売り上げたベストセラーです。
「だるまさんがころんだ」と言えば、誰もが知る定番の子どもの遊びですが、この絵本に登場するだるまさんは、手足がにょきっと生えていて、ちょっと様子が違います。
最初のページで瞑想したかと思うと、「だ・る・ま・さ・ん・が」と左右に揺れるように動きだし、次のページではなんとも豪快に「どてっ」。ここで誰もが大笑い! その後もだるまさんは、コミカルな動きとキュートな表情で読む人を笑いの渦に巻き込んでいきます。
特別支援学校で教師をされていた作者のかがくいひろしさんは、ハンディを持った子や小さな子どもでも楽しめるようにと、音と動きだけで楽しませる人形劇をたくさん生み出してこられました。絵本でも同じことができたら…という思いから生まれたのが、この『だるまさんが』。
楽しい擬音語やシンプルな繰り返しの展開は、グズっていた赤ちゃんだってケタケタ笑わせてしまいます。0歳からおじいちゃんおばあちゃんまで、みんなで大笑いできる愉快な絵本です。
<ミーテ会員さんのお声>
買ったばかりの『だるまさんが』を読んであげたところ、「どてっ」のところでケタケタと笑い転げた息子。絵本でここまでウケたのは初めてかも。買ってあげて正解でした!(0歳9か月の男の子のママ)
『だるまさんが』がツボにはまったら、続編の『だるまさんの』と『だるまさんと』もぜひ。親子でケタケタ笑って、福を招きましょう♪
▼かがくいひろしさんのインタビューはこちら
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