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イチ押し絵本情報

冬の草花、虫の目で楽しむ人気作（新刊絵本のご紹介　Vol.13）

2015年1月26日

毎週月曜日は、注目＆話題の新刊情報をご紹介していきます！

冬の草花、虫の目で楽しむ人気作

じっちょりんのふゆのみち: 作・絵：かとうあじゅ; （文溪堂）

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かとうあじゅさんによる新作絵本『じっちょりんのふゆのみち』が出版されました（本体1300円＋税、文溪堂）。不思議な生き物「じっちょりん」シリーズ最新作です。

野の草花の種を人知れず植えている、小さな生き物じっちょりん。他の季節と違い、植えるべき種も尽きた冬は、どう過ごすのでしょうか？　

各ページに登場する、春を待つ草花の多彩さに驚かされると共に、じっちょりんの新しい生態も知ることができるファンならずとも楽しめる絵本です。

＜作者・かとうあじゅさんからのイチ押しコメント＞
冬の足元に、誰もが目にしたことのある植物といえば、“ロゼット”でしょう。バラの花が語源のロゼットは、葉を地面に広げ、北風をさけ、太陽の光を浴びながら冬を過ごします。それは、植物が身に付けた知恵です。

そして、とても小さな生き物“じっちょりん”達も、仲間と共に、心あたたまる時間を共有しながら、冬を過ごします。ぜひ、4作通じて日本の四季を過ごす、彼らの暮らしぶりをのぞいて見てください。

※ロゼットとは、植物の葉が地面に広がった様子を指します。絵本の中に登場しますよ。

絵本を読んでから散歩すると、あちこちに絵本に登場した草花が見つかります！　いつもと一味違う散歩になること請け合いですよ。その葉の陰にはきっと、じっちょりん達が…。