イチ押し絵本情報

自分で食べるよう促したい!(絵本子育て相談室 Vol.414)

2022年11月18日

絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。

 自分で食べるよう促したい!

<今回のご相談>
1歳2か月の女の子のママです。娘の食事で苦戦中です。手づかみ食べを少ししますが、結局私がスプーンで口に運んであげることになってしまいます。そろそろスプーンの練習を始めたいと思っているので、自分でスプーン食べに挑戦したくなるような絵本を教えてください。

 愛らしいスプーンの絵本で、食事時間を楽しく

人間が自分で食事をできるようになるまでに、こんなにいろいろハードルがあるのだと、子どもができるまで思いもしませんでした(苦笑) でもどの場合にしても、食事の時間が楽しければ、子どものやる気だってムクムク湧いてくるもの。絵本の力を借りて、笑顔で少しずつステップアップしましょう~♪

しつけで困ったら、まず頼りたくなるのがノンタン! 『ノンタンスプーンたんたんたん』は、スプーンを使ってどんどん食べたくなっちゃう一冊。わたあめみたいな雲やシャーベットみたいな星まで食べちゃう楽しいお話です。

長年子どもたちに支持されてきたロングセラーからは『おさじさん』。やさしくて愛情たっぷりのおさじさんが食事を手伝ってくれる、手づかみからスプーンへの移行期にぴったりのクラシカルな絵本。松谷みよ子さんの文章が読んでいて耳に心地よく、読んでいるこちらまでやさしい気持ちになりますよ。

『スプーンさん』は、好奇心旺盛なスプーンさんが、ページをめくるたびに大冒険する絵本。とってもチャーミングなスプーンさんがすくったヨーグルト、きっとお子さんもお口に運びたくなるはず。

愛らしいスプーンちゃんと、プリンを食べたり、イチゴをつぶしたり。スプーンちゃんと一緒なら、食事の時間がもっと楽しくなることでしょう。

食べ物をスプーンですくって、あとは食べるだけ…という場面の連続に、子どもたちは自然とスプーンを手に取りたくなることでしょう。絵本でイメージトレーニングができたら、あとは挑戦するだけ。ワクワク楽しい食事の時間になりますように!

(回答:ミーテ編集部・アッコ)


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