毎週火曜日は、季節にぴったりのおすすめ絵本をご紹介します。
花や野菜の種をまくシーズンです。美しい花を咲かせたり、大きな果実を実らせたり…小さな種の行く末を絵本で見てみましょう。
風に乗って、大勢の仲間と一緒に遠くに運ばれていく小さい種。旅の途中には、氷の山や暑い砂漠といった様々な困難が待ち受けています。小さな種は無事に旅を終えて、花を咲かせることができるのでしょうか。受け継がれる命のすばらしさを、エリック・カールさんならではのコラージュで鮮やかに描いた一冊。
どの植物もはじめはみんな種。芽が出ると、リンゴになったり、デージーになったり、ニンジンやトウモロコシやクローバーになる。種が植物になるのに、なくてはならないものは? 実際に種を育ててみるとわかります。種がどのように芽を出して成長していくのかをわかりやすく教えてくれる科学絵本です。
昔々、花を愛する皇帝が国中の子どもに花の種を渡し、大切に育てて一年後に見せにくるように言います。その中から世継ぎを選ぶと言うのです。花を育てるのが大好きな男の子ピンも、皇帝にもらった種を育てますが、どんなに世話をしても芽が出ません。やがて一年が経ち…。
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