イチ押し絵本情報

家族の中心こたつから、大みそかを定点観測(新刊絵本のご紹介 Vol.313)

2020年11月30日

毎週月曜日は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!

 家族の中心こたつから、大みそかを定点観測

麻生知子さんの絵本『こたつ』が出版されました(本体1300円+税、福音館書店)。

見開き

ある寒い朝。こたつを囲んで、こうたくんとお父さん、お母さん、おばあちゃんの家族4人が、いつも通り朝ごはんを食べています。こうたくんは「今日は夜中まで起きている」と宣言。食事が終わると、買い物や料理、掃除、宿題と、それぞれの仕事に慌ただしく出入りする家族。昆布巻きやねじりこんにゃくをつくり始めると、次第に今日が大みそからしいとわかってきて…。

ある家族の大みそかから正月にかけての様子と、暮らしの中心にあるこたつを、俯瞰で、定点観測して描いたユニークな絵本です。まるで家族の一員になって一緒に年末年始を過ごしているような気持ちになりますよ。

<担当編集者からのコメント>
作者の画家・麻生知子さんは、「子どもの頃にわくわくした、年の変わり目の特別感を表現したい」と、この絵本をつくりました。読者の方に「絵の中に入った気分で楽しんでもらえるように」と、こたつ布団の厚みからみかんの皮の細部に至るまでが、まるで本物そっくりに、丹念に描かれています。なんと、登場する家族の、目玉焼きのかたさの好みまで、描き分けられているんですよ。

どうぞ、お子さんやお孫さんとたくさんおしゃべりしながら、お楽しみください。

麻生さんは、画家の武内明子さんとともに、日本全国を旅して作品を制作・発表する「ワタリドリ計画」の活動をしています。絵本の中には、その「ワタリドリ」の名前が入ったお菓子やお酒などが隠れているので、探してみてくださいね。


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