毎週火曜日は、季節にぴったりのおすすめ絵本をご紹介します。
今年の夏至は、6月21日だそうです。夏至とは、一年で一番昼が長く夜が短い頃のこと。夏至や太陽にまつわる絵本を読んで、一年で一番長い昼をじっくり味わって♪
森の外れの小さな家に、おばあちゃんと住むリーサ。家の庭は花壇や野菜畑があり、家の周りも花でいっぱいです。そんなリーサの元に夏至の妖精が現れ、花が動き語らう姿を見えるようにしてくれました。今日は花達の夏至まつり。美しいバラの女王が、客の花々を歓迎します。鳥や虫も参加して、祭りはますます盛り上がり…。作者ベスコフの出身国スウェーデンには夏の到来を祝う「夏至祭」があり、花冠や民族衣装を身に着け、ダンスやごちそうを楽しむそうですよ。
今日は「たいようまつり」の日。1番目の太陽は山から、2番目の太陽は海から…と、あちこちから太陽が集まって、おまつりが始まります。輪になって踊ったり、おしくらまんじゅうをしたり、うたを歌ったり。陽気な気分になれる、楽しいお話です。
一年を24等分して、その区分点に天候や自然の変化を表す名前を付けたものが、二十四節気で、夏至はそのひとつ。どこか懐かしいような昔ながらの日本の風景、風物にのせて紹介しているので、二十四節気がどういうものか子どもにもイメージがしやすくなっています。地方に伝わる習慣や祭事なども紹介されていて、大人も初耳なことがあると思いますよ。
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