毎週火曜日は、季節にぴったりのおすすめ絵本をご紹介します。
秋の夜長にぴったりな、夜の世界を描いた絵本をピックアップ。昼とは違う様子にドキドキしたり、ありえない光景に目を丸くしたり…。絵本ならではの夜をお楽しみください。
月の輝く夜、池のほとりを、おじいさんの家に向かって歩く男の子。リリリリという虫の音、遠くから聞こえる列車の汽笛、池に浮かぶ蓮の葉の上ではカエルがクワックワッと鳴いています。耳を澄まし、目を凝らすと広がる豊かな世界。おじいさんの家に着くまでのほんの数十秒をドラマチックに描いた一冊です。
日当たりのいい公園も、夜になるとひんやり。昼間、石や枯葉の陰に隠れていたダンゴムシやカタツムリもえさを求めて動き出します。草原や池、雑木林などを舞台に、昼と夜の世界を丁寧に描いた絵本。同じ場所でも時間帯によって様変わりすることがよくわかります。
夜更かししたある晩のこと。部屋のドアや壁がうねうね~、ぐにゅぐにゅ~と歪んだかと思うと、男の子は不思議な夜の世界に迷い込みます。窓の外には魚の形の飛行物体。手足の生えたポストや迷子の恐竜にも遭遇して…。想像の世界を迫力のある絵でリアルに描きます。
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