毎週火曜日は、季節にぴったりのおすすめ絵本をご紹介します。
4月1日はエイプリルフール。年に一度のうそをついていい日ですが、誰もが楽しくなる上手なうそって、実は難しいですよね! そんな中、とっても上手なうそを見つけましたよ~。まことしやかで子ども達が大笑いする、うそ八百・奇想天外なお話を集めました。
いつも暇なチーターの露店。そこへお客がひとりやってきて言いました。「あなたのもようをくださいな」。せっかくだからとぶちの模様を売ってしまい、暇だったからと自分の体にペンで色を塗り始めて…。どこをどうとってもおかしな話を、ひょうひょうと受け止めるチーターの様子が、さらに笑いを誘います。おしゃれなユーモアナンセンス絵本です。
美食家のポコおじさんは、あやしいセールスマンから大きなそら豆を買いました。食べると、おじさんの左足がにょきにょきのび始めた!? 窓を割って家の外へ出ると、林をぬけ、森をぬけ、街までのびて…。街中の道路を大きな足が占領している表紙を見ただけで、なんだかクスクス笑いたくなる、理屈抜きの抱腹絶倒のお話です。シリーズの『あしにょきにょきにょき』、『あしにょきにょきときょうりゅう』もどうぞ。
男の子がガムを噛んでいますよ。クチャクチャかんで、プーと膨らませます。あら、風船がどんどんどんどん大きくなって、顔かしら? 耳やヒゲのようなものが!? あ! 猫の顔になってる! 今度はその猫が…。不思議でシュールな魅力が後をひく、ナンセンス絵本です。意味なんて考えずに、奇妙奇天烈な展開に身を任せて楽しんじゃいましょう♪
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