毎週月曜日は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
石津ちひろさんの文、たかくわこうじさんの絵による絵本『だいだいだいすき』が出版されました(本体1300円+税、ハッピーオウル社)。
カバの女の子が朝起きてから夜ベッドに入るまでの一日を描いた絵本です。
朝ごはんのシーンでは
「かわいい きみは
ばらより すてき」
文のはじめの文字をつなげて読むと「かば」になります。
「いつも
ぐずぐず いうけれど
あいらしくて たまらない
なきがおだって かわいい」
のページは、はじめの文字をつなげると「いぐあな」。絵のどこかにイグアナが隠れているので、探してみましょう!
<作者・石津ちひろさん(文)からのコメント>
この絵本のテーマは、ずばり「愛」です。愛の絵本をつくりたい…と考えたのは、小さなお子さんのいるママ・パパに、子どもへの愛情をストレートに表現してほしいなあ、と心から感じていたからです。ベビーカーを押しながら、スマホと向き合っている母親たちの姿を見ると、愛おしい存在が目の前にいるのに、なんてもったいない!と、感じてしまいます。
ぜひ、この絵本をお子さんと一緒に読んで、その後、お子さんをぎゅっーと抱きしめてあげてくださいね。
<作者(文)・たかくわこうじさん(絵)からのコメント>
石津さんのテキストを初めて読んだ時、まず感じたのは「子ども達へ向けた、大人たちのあたたかな眼差しや愛情」でした。そこで、ことばの一つひとつからイメージを膨らませ、親と子、先生と子ども、その日常の一コマ一コマを、スケッチしていきました。すると自然に、子どものありふれた一日が浮かびあがってきて、この絵本の形ができていきました。
育児の毎日はとても忙しい。でも人生のかけがえのない期間です。そんな日々を慈しんで眺めなおすように、この絵本を読んでいただけたら、うれしいです。
あたたかな文章を味わいながら、ことば遊びと絵探しが同時に楽しめます。読み終わったらきっと「だいだいだいすき!」と言いたくなりますよ。
▼石津ちひろさんのインタビューはこちら
「絵本で楽しもう 親子のコミュニケーション」
無料会員登録後は、過去の「絵本子育て相談室」など、
様々な絵本情報が読み放題!
ぜひミーテにご登録ください♪