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イー、アール、サン、スー、ウーの5羽の鵜と一緒に、いかだに乗って川にやってきたハンさんは、川に飛び込んで魚をとるよう5羽の鵜に教えますが、いくら教えてもうまくとることができません。しまいには喉を痛めてしまって、がらがらうがいを始めました。5羽の鵜も面白がって、「がらがら うーうー がらがら うー」。すると、不思議な音を聞きつけた魚がいかだの周りに集まってきて…。
鵜飼いの鵜が魚を飲み込み、吐き出す様子から「うがい」ということばが生まれたんだとか。その語源をもとに生まれたお話です。
<作者・さくらせかいさんからのコメント>
ボクは絵を描く時、こんなことがあったら面白いなぁ、と思いながら描いています。20年前、鵜が「うがい」していたら面白いと思い描いた絵があり、その絵をもとに、この物語が生まれました。実は、描いた時は「うがい」が鵜飼いからきているとは、知りませんでした。
創作中は二胡の音を聞きながら、壮大な桂林の河で、気分は鵜飼いになり、鵜達がとっても愛おしくなりました(笑) 子ども達には、うがいを楽しんでもらえるとうれしいですね。
みんなで一緒に「がらがら うー」。風邪をひきやすいこの季節にぴったりの、うがいが楽しくなる絵本です。
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