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せなけいこさんの絵本『まめとすみとわら』が出版されました(本体1100円+税、廣済堂あかつき)。1979年に刊行された紙芝居を単行本化した絵本です。
むかしむかしあるところで、まめを煮ていました。鍋の中から一粒のまめが飛びだしました。それを見て、お鍋の下の火の中から、一本のわらと一かけのすみが追いかけてきて、一緒に旅をすることになったのですが…。
グリム童話にある、なぜそらまめに黒いスジがあるのかという由来話を、せなけいこさんが再話した民話絵本です。せなさんの愛らしいちぎり絵で、昔話らしい大らかなユーモアが楽しめる一冊になっています。
<担当編集者からのコメント>
1979年に紙芝居として刊行されたものを、40年近く経って、絵本の形に仕立て直したのが、この『まめとすみとわら』です。全く古びて見えないのがすごいですね。
元気いっぱいのまめ、人の良さそうなわら、大らかなすみ、とそれぞれのキャラクターの性格まで、一目で伝えるせなけいこさんの切り絵の見事さ! 「わら」や「すみ」を見たことのないお子さんも、きっと納得して楽しんでいただけると思います。
民話や昔話と言うとハードルが高いようですが、せなさんのお話はカラッとした明るい雰囲気で、自然と親しめますよ。
▼せなけいこさんのインタビューはこちら
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