毎週火曜日は、季節にぴったりのおすすめ絵本をご紹介します。
「子どもにもアートを!」と思ったら、やっぱり絵本♪ 絵本自体も絵画として楽しめますが、アーティスト、イラストレーターなどで活躍する方々の絵本は、他とはちょっと違うセンスが魅力。今回は、日本のアーティストの絵本をご紹介します。
ねこのにゃんたは、ちょっと変わったねこ。気が付くといつも何かに変身してる。バニャニャ(バナナ)に、キャッツカレー(カツカレー)、ドーニャツ(ドーナツ)…。ユーモラスだけれど、男の子とにゃんたの交流にちょっとせつなくなる絵本です。作者の鈴木康広さんは気鋭の現代アーティスト。代表作の「りんごのけん玉」と同じモチーフの絵本『りんごとけんだま』も。
空では雲達がくっついたりはなれたりして遊んでいます。小さな雲が大きな雲になり、雨になり、雪になる。積もった雪の上を、たくさんの足あとが遊びまわります…。作家のこうのあおいさんは、スイス在住のイラストレーター。40年以上前にイタリアで出版された絵本の日本語版です。
不可思議で無意味なことばのリズムにのって、謎の生き物が躍動します。んぐまーまとは一体何でしょう? 意味や理解ではなく、ことばの音の面白さや生命観あふれる線や色の奔流を、子どもと一緒に体で感じたい一冊です。絵を手掛けた大竹伸朗さんは現代美術家。
無料会員登録後は、過去の「絵本子育て相談室」など、
様々な絵本情報が読み放題!
ぜひミーテにご登録ください♪