毎週火曜日は、季節にぴったりのおすすめ絵本をご紹介します。
今年もやってきました桜の季節。今年は時代劇の絵本で桜を味わいます。粋で風流な主人公と共に、物語を華やかに彩る桜、見ごたえありますよ~♪
以前ご紹介した「春爛漫、絵本でお花見」、「陽気に誘われて、お花見ピクニック♪」もあわせてご覧くださいね。
春爛漫のある日、老舗「ありがた屋」に盗みの予告状が届きます。助けを求められた、岡っ引きのくものす親分は…。桜吹雪の舞う虫達の町を舞台にした、奇想天外で楽しい本格派時代劇絵本。
人呼んで「へんてこざむらい」ひらたおでん。お供のカブトムシ、かぶへいを従えて、ぶらりぶらりとお花見です。平和な空気を引き裂くは、女の悲鳴。駆けつけるとそこには、お女中にからむ侍。その正体、実は…。江戸の町の平和を守る、おでんの必殺剣。切った張ったの戦いもさることながら、江戸時代の穏やかな空気感がたまらないおでんさむらいシリーズの2作目です。
「あしたは、どんな風がふく。おれは、天下の風来坊」。いつも気ままにひとり旅をするお坊さん、風来坊。ある時、小さな宿場村で、子どもをかばって母親が役人の馬にふみ殺されるという事件がおこりました。やり場のない怒りと悲しみを覚える風来坊。「もういちどあのさくらがみたかった…」という母親のことばを胸に、山の中の小さな村で木彫り名人の腕を振るいつくりあげたのは…。骨太で味わい深いシリーズ5作目。名調子に親も子も夢中になりますよ。
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