イチ押し絵本情報

秋の夜長を照らす、明かりの絵本(季節のイチ押し絵本 Vol.106)

2016年11月8日

毎週火曜日は、季節にぴったりのおすすめ絵本をご紹介します。

 秋の夜長を照らす、明かりの絵本

日が暮れるのが早くなって、秋の夜長を実感しますね。そんな日は、明かりがテーマになった絵本を読み聞かせてみては? いつもより、暗さや明るさの存在が身近に感じられるはず♪

まっくら、くら、くら、くらーい、くらい。電気をつけてちょうだい…。暗い部屋に電灯をつけると、ぱっと明るくなって、小鳥や猫などさまざまな動物があらわれます。次は、どんな動物が出てくるかな? 「いないいないばあ」の仕組みなんですが、大人でも新鮮な驚きがある絵本です。

「こころにやさしいあかりがともるように」。願いを込めて母が娘のためにつくったろうそく。生まれて間もない頃から成長の節目節目にともされて、少女の心に寄り添ってきました。やがて少女は大人になり…。抑制のきいた文章と叙情的な絵が、じんわりと心にしみこみます。

ろうそく1本火をつけて、夜の道をいそげいそげ。今日は大事な大事な日。森の道をいそいでいくと、「火を貸してくださいな」と呼び止められて…。1つの明かりを通してつながるあたたかいお話です。


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