イチ押し絵本情報

ピンクの象が、不思議な世界をゆく!(新刊絵本のご紹介 Vol.95)

2016年8月29日

毎週月曜日は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!

 ピンクの象が、不思議な世界をゆく!

きむらよしおさんの新作『トントンがゆく』が出版されました(本体1300円+税、絵本館)。

見開き

トントントントン あートントンがゆく。ピンクの象・トントンがたいこをならしながら道を進みます。すると正体のわからないもの達が、次々とやってきて…。

トントントン、リンリンリン、タンタンタン。不思議で謎だらけのもの達が、パワフルなリズムに乗ってやってきます。頭は理解できなくても、体が自然と動き出す、パワーあふれるナンセンス絵本です。

<作者・きむら よしおさんからのコメント>
「トントントン」たいこの音は魔法の音です。「ホッホッホッ」も魔法の笑い声です。意味とは関わりなく体や自然が反応する、人と人や自然との交換、コミュニケーションのあり方のひとつとも言えます。言葉(意味)の外にあるものは、見る人によっていかようにも理解し楽しむことができます。大きな声で読んで大いに楽しんでください。

表紙のビビッドなピンクの象が心にぐっときたら、ぜひお子さんと一緒に読んでみてくださいね。子どもだけではなく、大人もパワーをもらえますよ。

▼きむらよしおさんのインタビューはこちら
「絵本づくりのキーワードは 新しさ、驚き、不思議さ」


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