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お母さんと一緒にお風呂屋さんにやってきた、ぶたのぶうちゃん。服を脱いだり、体を洗ったりするのをお母さんが手伝おうとしますが、ぶうちゃんは「ぼく、自分でできるもん!」。それでもお母さんが何かと世話を焼こうとするので、ついには「おかあさんなんか、うるさいもん!」と反抗心まで芽生えてきて…。
昔懐かしい銭湯を舞台にしたお話。何でも自分でやりたいお年頃の子どもの姿が愛らしく描かれています。
<作者・ひろかわさえこさんからのコメント>
「おかあさんは、だいすきだけど、でもときどきちょっとうるさいんだ」
そんな気持ちは、子どもならみんなありますね。私だって今でもたまぁに、93歳の母にそう思ったりするのです。自立の始まったぶうちゃんですから、それはもう! でも、そういうぶつかりも、成長の中では大事なこと。ものわかりのいいお母さんになったりしなくてよいのだと、私は思います。怒って、笑って、一緒に大きくなりましょう。
あれこれと口や手を出すお母さんを鬱陶しく感じる子どもと、わが子かわいさについつい世話を焼いてしまうお母さん。子育ての中の「あるある」が詰まった、共感度大の絵本です。
▼ひろかわさえこさんのインタビューはこちら
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