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くすのきしげのりさんと、たしろちさとさんの新作『どんな いちにち』が出版されました(本体1600円+税、廣済堂あかつき)。
朝、気持ちよく目覚めた男の子が、着替えて窓を開けてみると、隣のおばあちゃんが「おはよう」と声をかけてくれます。散歩のおじいちゃんも、公園の犬も、牛乳配達のお兄さんも…「おはよう」がつながって、町中に広がっていきます。今日はどんなすてきな一日になるのかな?
くすのきさんの童謡集『いち にの さんかんび』の中の詩をもとに絵本化された一冊。たくさんの「おはよう」と「にっこり」が描かれた、さわやかで、のびのびとした絵本です。
<作者・くすのきしげのりさんからのコメント>
友だちが泣いていると自分も悲しくなり、友だちが笑っていると自分も楽しくなるといった具合に、子ども達は、相手の感情に共感することがよくあります。もちろんほほえみも挨拶も、その源がはつらつとした気分であれば、それに共感するのです。
笑顔は笑顔を呼び、挨拶は挨拶を呼びます。「今日は、これからの人生の最初の一日」ということばがあります。子どもも大人も、はつらつとしたすがすがしい気持ちで大切な一日をスタートさせたいですね。
どうか、この本を読んだ子ども達の中に、明るくはつらつとした、すがすがしい心が育ちますように。
見返しには「ぼくのまち」の地図が描かれています。男の子の登園コースや、おじいちゃんのお散歩コースをたどってみるのも楽しいですよ♪
▼くすのきしげのりさんのインタビューはこちら
「読者の心に窓を開ける、『物語る力』のある絵本を」
▼たしろちさとさんのインタビューはこちら
「家族とともに過ごす楽しい絵本の時間」
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