イチ押し絵本情報

てん

作・絵：ピーター レイノルズ

訳：谷川 俊太郎

（あすなろ書房）

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お絵かきなんて大嫌い！ 真っ白な画用紙をにらむワシテに、先生は「なにかしるしをつけてみて」。苦しまぎれに描いたのは、小さな「てん（点）」。翌日教室でワシテが見たのは…。ちょっとした大人の一言で、子どもは才能を開花させることを再認識させられます。

ぼくのくれよん

作・絵：長 新太

（講談社）

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ねこよりもまだ大きいクレヨン。これはぞうのクレヨンなのです。青いクレヨンでビュービュー描くと、カエルが池だと思って飛び込んじゃった！ 赤いクレヨンや黄色いクレヨンで描いたら…！？ 大型絵本で読むと、迫力倍増ですよ。

木をかこう

作・絵：ブルーノ・ムナーリ

訳：須賀 敦子

（至光社）

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イタリアのデザイナー、ムナーリによる木の描き方の本。規則はたったひとつ。「枝は、幹から遠くなるほど、だんだん細くなる」というもの。分かれるたびに細くしていくと、誰でも木が描けるようになります。たくさんの例と、規則以外は「好きなように描いて」という姿勢に、思わず木を描きたくなります。姉妹本に『太陽をかこう』。翻訳は、随筆家として知られる須賀敦子さん。