今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
森の道は赤や黄色の葉っぱだらけ。歩くたびに、しゃくしゃく音がする。「あ、おちば!」。風で飛んできた一枚の赤い葉っぱをつまえたよ。おちばを集めてまき散らしたり、大きな山にして飛びこんだり、男の子は全身でおちばと遊びます。
自然と全力で遊ぶ楽しさと、紅葉の森の色、落ち葉の手触り、日の光、土の匂い、風の音など五感に響き渡る秋の気配。鮮やかな色彩の絵とユニークなオノマトペと詩的な文章でつづる、秋をまるごと味わえる一冊です。
<作者・おーなり由子さん・はたこうしろうさんからのコメント>
おちばの絵本を作りました。 秋が近づくと、林や森の葉っぱたちは、はなやかに色づいて、いっぺんに、にぎやかにうたいはじめます。風が吹くと空を舞い、地面に落ちてこすれあう音。鮮やかな色や土の匂い、ひんやりとした空気。男の子は手も足も耳も目もぜんぶ使って、おちばと自由に遊びます。絵本の中に出てくる遊びは、息子がちいさいころに近所の子たちとやって楽しかったものです。絵本の男の子と一緒に、季節の空気や、おちばと遊ぶゆたかな時間を、体感してもらえたらいいなあ、と思います。
読み終わった後は、外に出かけて秋を感じたくなること必至ですよ!
▼おーなり由子さんのインタビューはこちら
赤ちゃん絵本を楽しもう!『ぶう ぶう ぶう』に込めた思い
▼はたこうしろうさんのインタビューはこちら
「読み手の想像力をくすぐる絵本をつくりたい」
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