今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
川之上英子さん、川之上健さんの文、おくはらゆめさんの絵による絵本『にんじゃ きくんじゃ でんごんじゃ』が出版されました。
真夜中に、どうしてもおだんごが食べたくなった殿様は、忍者を呼んで、伝言します。忍者はシュタタタタ…と走って、次の忍者に伝えるのですが、伝言していくうちに、「だんご」が「りんご」に、「りんご」が「だるま」に…。はたして、殿様のもとにだんごは届くのでしょうか!?
伝言ゲームを題材にしたユーモア絵本です。
<作者(文)・川之上英子さん、川之上健さんからのコメント>
おくはらさんの絵ができた時に編集者さんから「めっっっっっっっちゃかわいいです!」とメールが来ました。メールの向こうとこちらでハイタッチです。おくはらさんの描く忍者たちに合わせて文章を変更。私は最後の忍者たちがお城に向かうページを家に飾っています。
読み聞かせの時に、シュタタタの「タ」の数が多いので「あってたかしら」と気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここは勢いとノリで楽しんでいただけたらうれしいです。
<作者(絵)・おくはらゆめさんからのコメント>
最初に文章を読んだ時、そもそも殿様の最初の伝言が「かわいいなあ」と思って笑ってしまいました。私も息子(8歳)も、寝る前に「おなかが空いた」となることがあるので、自分たちが殿様だったとしたら、こんな風にお願いしてみたいものです。伝言ゲームの間違いや勘違いが、殿様が思ってもみなかったラストを引き起こすので、ぜひ読んでみてほしいです!
思わず笑ってしまう予想外のラストは、ぜひ絵本でお確かめくださいね!
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