今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
大石可久也さんの絵、輪島・朝市の人びとの語りの絵本『あさいち』。1980年に刊行された絵本が復刊になりました。
夜が明けると、海でとれたもの、山でとれたものを持ち寄って人々が朝市に集まってきました。地元の言葉で交わされる活気に満ちたかけ声やおしゃべり。朝市は、地域の人々にとっての社交場でもあるのです。
能登半島地震で甚大な被害を受けた朝市の、かつてのにぎわいを生き生きと写した絵巻物風の絵本です。
<出版社からのコメント>
令和6年能登半島地震による同地の甚大な被害が報道されて以降、本書に対して「輪島の朝市の復興を願って、復刊してほしい」「子どもたちにもぜひ紹介したい」といった声が寄せられました。これらの読者の思いを受け被災地復興の願いを込めて、本書を復刊します。
なお、本書の売上の一部(利益相当額)は、令和6年能登半島地震災害義援金として、日本赤十字社に寄付します。
絵本に書かれた言葉は、大石可久也さんが実際に現地で耳にした会話を再現しているそう。まるでその場に居合わせたかのような絵本体験ができますよ。
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