イチ押し絵本情報

読み聞かせは、子どもだけでなく親の糧にもなる(読み聞かせ1万回達成者の声 Vol.90)

2024年2月14日
1万回達成者
かずちきママさん
読み聞かせを始めた時
0歳2か月
1万回達成時
1歳11か月

読み聞かせ1万回達成おめでとうございます! 1万回を達成した会員さんにインタビューしました。

 絵本のおかげで、気持ちを言葉にして表せた

読み聞かせを続けてきて実感しているのは、子どもの言葉が豊かになったことです。自我が芽生えてからも、気持ちを言葉にして表すことができたので、泣くことがあってもただ泣きわめくのではなく、「〇〇したくて泣いちゃった」などと教えてくれるようになりました。子どもは、大人が想像するよりもはるかにいろいろと考えを巡らせています。何を主張しているのか、言葉でやりとりができることで、子育てに広がりができました。

絵本のフレーズを覚えて復唱していた時期もありましたが、そこからステップアップして、生活の中で自分の言葉として使うようになりました。言葉のリズムを楽しんで口ずさんでいただけのフレーズを、急に意味をもって使えるようになった時には、子どもの成長を感じました。

 読み聞かせは、子どもだけでなく親の糧にもなる

『ゆうやけにとけていく』は、引き込まれるような夕焼けがたくさん描かれていて、親子でお気に入りの一冊です。絵だけではなく、「雲がゆうゆうと流れる」「鳥たちが太陽をこえる」など、美しいフレーズが多いのも魅力的。子どもはよく空を見上げながら絵本で覚えた文章をしゃべっています。「夕焼け」というものを理解できたのも、この絵本のおかげです。「オレンジ色だね、もうすぐ夜だね」といったことだけではなく、「夕焼けに溶けていくね」など、美しい言葉を使えるようになりました。

子どもの気持ちを第一に、子どもを信じて、読み聞かせを続けていくことが大事だなと感じています。継続や習慣は、とても大きな力になりました。旅行などで別の環境へ行っても、絵本さえあれば移動の際も困らず、生活リズムも崩れません。読み聞かせは、子どもだけでなく親の糧にもなります。

これからも毎日の読み聞かせを継続していくことが、親である私の目標です。読み聞かせのおかげで、文字への親しみもあるため、子どもが文字を読めるようになってからどんな発見をしていくのか、今からとても楽しみです。

★楽しく続けられる「読み聞かせチャレンジ」★


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