イチ押し絵本情報

見立ての世界でおすしが大冒険(新刊絵本のご紹介 Vol.477)

2024年2月19日

今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!

 見立ての世界でおすしが大冒険

田中達也さんの絵本『おすしが あるひ たびにでた』が出版されました。『おすしが ふくを かいにきた』の続編となる新作です。

おすしが あるひ たびにでた

おすしがある日、旅に出ます。野菜の森で山登りに挑戦したり、あげあげビーチで気分を上げたり、雪山でスノーボードを楽しんだり。思いがけず宝探しの冒険に巻き込まれた後は、ふるさと“おすシティ”に里帰りします。

身近なものを見立ててつくられた様々な場面は、ミニチュア作家・田中達也さんならでは。子どもも大人も楽しめる絵本です。

<担当編集者・森下訓子さんからのコメント>
「おすしといえば、まぐろ3巻盛りですよね」。そう言って田中達也さんは寿司下駄に赤身・中トロ・大トロの3兄弟をさらさら描いた。ネタを布団に仲良く寝るおすしたち。その絵から始まったのが『おすしが あるひ たびにでた』だ。「旅となれば乗るのは海苔巻き列車」「駅弁はやっぱりおすしだね」。泉の如くアイデアが溢れる田中さん。物語は意外にも波乱に満ちた冒険絵本へ展開。そこからがすごい。頭の中の想像を、身近なものを使って広大な森、光る雪山、砂漠の遺跡へと、見立ての世界が構築される。今回も隅々まで本当に楽しめます!

前作同様、犬を探すおじさんのサイドストーリーも。じっくり見て存分に楽しみましょう。


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