イチ押し絵本情報

毎日の読み聞かせが負担になってきました(絵本子育て相談室 Vol.475)

2024年2月2日

絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。

 毎日の読み聞かせが負担になってきました

<今回のご相談>
3歳4か月の女の子のママです。0歳の頃から毎日読み聞かせを続けてきた甲斐もあって、娘はすっかり絵本が好きな子になったのですが、最近私の方が毎日の読み聞かせに疲れてしまっています。だんだん長いお話の絵本をリクエストされるようになったせいもあるかもしれません。読み聞かせをまだまだ続けていきたい気持ちはあるのですが、どうすればいいでしょうか。

 読まなくてもいい絵本に頼ってみて

毎日の読み聞かせ、ずっと続けてこられたのですね。そして、毎日の読み聞かせに疲れを感じつつも、まだまだ続けていきたいと考えている…まずはそのことに拍手したいと思います!

確かに、2歳ぐらいまでに読んでいた絵本は文章も短く、意外とあっという間に1冊を読み終えていたのに、お話の絵本を聞けるようになると、1ページあたりの文章量が増えて、読み聞かせの時間が長くなりますよね。お仕事や家事で疲れていると、ちょっと大変…と思ってしまうのも無理はありません。

長く継続していきたいのであれば、たまには休む、という選択肢も入れておくといいでしょう。パパに読んでもらうことにしてもいいですし、赤ちゃん時代に読んだ懐かしの絵本をお子さんに読んでもらう、というのもありだと思います。

ロングセラー『とこちゃんはどこ』のような、探し絵の絵本に頼るのもひとつの手です。のはなはるかさんの『109ひきのどうぶつマラソン』『ペンギンクルーズ』などは、お話もありますが文章は短く、探し絵をメインに楽しめる絵本になっているので、じっくり見て楽しめます。

『かおノート』は、52種類の「顔」ベースに、目・鼻・口などのパーツシールが6ページ分ついたシールブック。読む絵本ではなく、遊ぶ絵本です。たまにはこういった読まなくてもいい絵本に頼ってみると、ちょっとお疲れ気味の時にも親子の絵本タイムを充実させることができますよ。

読み聞かせを長く続けていくためには、読み手であるママやパパ自身も楽しむことが大切。臨機応変な絵本選びで、無理なく楽しく継続していってくださいね。

(回答:ミーテ編集部・スージー)


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