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最初にきつねがしっぽを「ぴん」。そのあと「たらり」。そして「ぴんも たらりも できるのよ」「ほら、ぴん たらり」。愉快なリズムにつられて、ねこもかめも「しっぽがぴん」「しっぽがたらり」。最後はみんな一緒に「ぴん たらり」!
「ぴん」と「たらり」というリズミカルなくり返しが楽しい絵本。日本画のタッチで描かれた動物たちはとても生き生きとしていて、今にも踊りだしそう! 声に出して読みながら、一緒に「ぴん」「たらり」とマネしてみたくなる一冊です。
<作者・おくはらゆめさんからのコメント>
北海道で見たキツネが印象的で、キツネをいっぱい描きだしました。展覧会では、キツネがしっぽをぴんとさせている絵を描きました。「しっぽっていいなあ!」と思って、ネコがしっぽをたらりとさせている絵も描きました。
その後、まわりに赤ちゃんがたくさん生まれてくるので「赤ちゃんとお母さんのための絵本をつくってみたい!」と思った時に、思い出したのがそのふたつの絵でした。“ぴん ぴん たらり ぴん たらり”と声に出してみると、お祭りの時みたいな浮かれた気持ちになったので、そのおめでたい空気を絵本に閉じ込めようと決めました。
楽しいリズムをくり返せば、ハッピーな気持ちになれること間違いなし! 一緒に読むママやパパの心もあったかくしてくれる絵本です。
▼おくはらゆめさんのインタビューはこちら
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