スペシャルインタビュー

▲8月23日(日)、SMAキッズプロジェクト「ファミリーフェスタ2015」で、絵本の読み聞かせを予定。『ありがとうターブゥ』のDVDも上映（今回は音楽とのコラボレーションはありません）。

読み聞かせのイベントでは、いつも『ありがとうターブゥ』を読んでいます。演奏と一緒に読み聞かせをすることが多いのですが、お客さんは、楽しい時はニコニコしながら、体を動かしたくなる音楽の時はお膝の上で動きながら聞いてくれているので、楽しんでいただけているのかなと思いますね。

ふたりに読む時も、大勢に読む時も、私の気持ちは同じです。読み聞かせをして良かったと思うのは、やっぱり笑顔が見られた時ですよね。子どもは素直なので、反応がダイレクトに伝わってきます。「こんな時、何て言うんだっけ？」って聞いた時に「ありがとうだよ！」という風に言われるとすごくうれしいです。

子どもって、どんなことでも真剣に集中して聞いて、いろんなことを吸収していますよね。絵本を読んでいて「これはどういう気持ちだったのかな？」などと聞くと、自分の考えを、自分の言葉だけではなく、本で新しく覚えた言葉を使って話してくれることがあります。読み聞かせによって、言葉の数がものすごい増えると思うんですね。親と子の会話も増えるし、多様な心の動きに触れられたりするので、心にすごくいいんじゃないかなと感じます。