みんなの推し絵本!

vol.7 住田萌乃さんの推し絵本

vol.7 住田萌乃さんの推し絵本

住田萌乃さんの写真

vol.7 住田萌乃さんの推し絵本

思い出の一冊、大好きな一冊、渾身の一冊など、とっておきの“推し絵本”を紹介してもらうインタビュー「みんなの推し絵本!」。今回は、子役として数々のドラマに出演するほか、音楽ユニット「Foorin」メインボーカルとしての活躍も記憶に新しい、女優の住田萌乃さんにご登場いただきます。

大きくなった今も開く思い出の絵本

小さい頃から、お母さんが絵本をたくさん読み聞かせしてくれていたので、思い出の絵本は何冊もあります。

中でもお気に入りの一冊は、『しろくまちゃんのほっとけーき』です。フライパンがずらりと並んだ、ホットケーキを焼いている場面が大好きでした。「ぽたあん」「どろどろ」「ぴちぴちぴち」という擬音語をお母さんがとても面白く読んでくれて、私もしろくまちゃんと一緒につくっている気分になって見ていました。絵本通りにやってみよう!と、お母さんと一緒にホットケーキをつくったこともあります。楽しかったですね。

『からすのパンやさん』も、いろいろな種類のパンがたくさん載っているページが大好きで、お母さんやお友だちと「私はこれが好き!」「これかわいいよね」なんて言って盛り上がったり、粘土で好きなパンをつくったりしたのを覚えています。『だるまちゃんとかみなりちゃん』の“だるまパン”と“かみなりパン”を見つけた時は「わぁ!」とうれしくなりました。かこさとしさんの絵本はシリーズで持っていて、よく読んでいましたね。

赤ちゃんの頃から読んでもらっていた『はらぺこあおむし』も、お気に入りの絵本です。ページがだんだんになっていたり、穴が開いていたりするのが面白くて、指を入れて遊んでいたそうです。最後のちょうちょがとてもきれいで、大きくなってからもあの絵を見たくなって絵本を開くことがあります。

読書で疑似体験を重ねることで、表現力を高めたい

島田ゆかさんも大好きな絵本作家さんのひとりで、「バムとケロ」や「ガラゴ」などシリーズで揃えています。『バムとケロのにちようび』の山盛りのドーナツとか、埃だらけの屋根裏部屋とか、見ていてワクワクドキドキします。

「バムとケロ」シリーズには、ヤメピとおじぎちゃんという小さなお友だちがいて、その子たちがいろんなページに登場するんですけど、それを探すのがものすごく楽しくて。ぬいぐるみを持っているくらい大好きなんです。他にも、壁に飾られた絵が少しずつ変わっていたりとか、隅々まで見るといろんな発見があります。今でも目に入ると本棚から出して読んでいます。

恐竜が大好きな両親の影響で、恐竜の絵本や図鑑もたくさん読んできたので、映画『ジュラシック・ワールド』の声の出演が決まった時はとてもうれしかったです。好奇心旺盛で、恐竜が大好きなメイジーという女の子の声を担当させてもらいました。自分がどっぷり恐竜の世界に入り込んでしまい、心臓がバクバクしました。

中学生になった今も本は大好きで、最近は辻村深月さんや住野よるさんの小説をよく読んでいます。絵本がどんな風につくられたかにも興味があるので、「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」や「ヨシタケシンスケ展かもしれない」など、絵本の展覧会にも行ったりしています。

本を読むと、登場人物の行動や気持ちを疑似体験できます。これからもいろいろな本を読んで、様々な疑似体験を重ねることで、女優としての表現力を高めていけたらいいなと思います。

ミーテ プレゼント情報

バムとケロのにちようび

インタビューの中でご紹介した絵本『バムとケロのにちようび』ミーテ会員3名様に抽選でプレゼントします。

『バムとケロのにちようび』のご紹介はこちら

※ミーテ会員登録がまだの方は、登録後、ご応募ください。会員登録はこちら

プレゼントの応募は締め切りました。当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

応募期間
10月25日(火)~11月7日(月)

プロフィール

住田 萌乃さん

住田 萌乃 (すみだ もえの)

2008年、大阪府生まれ。3歳より芸能活動を開始。『Woman』『マッサン』『奇跡の人』『恋はつづくよどこまでも』『スカーレット』『二月の勝者者-絶対合格の教室-』など、様々なドラマに出演。 米津玄師プロデュース曲「パプリカ」を歌うユニット「Foorin」のメインボーカルとして、日本レコード大賞受賞。映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』ではメイジー役の吹き替えを担当した。


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