みんなの推し絵本!

vol.1 tupera tupera中川敦子さんの推し絵本

Vol.1 tupera tupera中川敦子さんの推し絵本

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思い出の一冊、大好きな一冊、渾身の一冊など、とっておきの“推し絵本”を紹介してもらうインタビュー「みんなの推し絵本!」。今回は『やさいさん』『パンダ銭湯』などでおなじみの絵本作家tupera tuperaの中川敦子さんにご登場いただきます。

絵本作家としての原点になった絵本

私が子ども時代に大好きだったのは、五味太郎さんの絵本です。『おばさんのごちそう』とか『海は広いね、おじいちゃん』とか、印象に残っている絵本がたくさんあります。

「言葉図鑑」シリーズの、五味さんならではの顔がアイコンみたいにずらーっと並んだ表紙を見ながら、いろいろな顔を描いていたこともありました。描きながら絵を学んでいたようなところもあったと思います。

小学校で、自分の好きな絵本を選んでしかけ絵本をつくるという授業があったんですけど、その時は五味さんの『たまごをどうぞ』を選びました。大きなひよこの入った小屋の扉がパタパタして、そこからひよこが出てくるようなしかけとか、たまごからひよこがパカッと出てくるしかけとか、つくった記憶があります。

五味さんとは20年ほど前から親しくさせてもらっています。恩人であり、尊敬する作家さんです。五味さんの絵本は、私の絵本作家としての原点にもつながっている気がします。

海外旅行先でも安心感くれた寝かしつけの絵本

『なにをたべたかわかる?』は、娘が2、3歳の頃、寝る前によく読んでいた絵本です。

猫が大きな魚を釣って、その魚をかついで運んでいると、魚が通りがかった動物をどんどん食べちゃって…というお話なんですけど、語り口がすごくのんびりとしているんですね。「おもくてたいへんなの」「たべられちゃったのさ」「すごいねー すごいねー」みたいな調子で、声に出して読むとすごく癒やされるんです。

寝る前に読んで、パタンと絵本を閉じた後、「何を食べたっけ?」なんて一緒に言い合っているうちに、娘はすーっと寝ちゃう、ということがよくありました。

同じ絵本を何回もくり返し読むのって、親の方がしんどくなったりするじゃないですか。でもこれは気持ちよく読めるので、初めて子どもを連れてヨーロッパを旅行した時にも持っていったんです。いつも大事に読んでいた絵本だったので、慣れない場所で時差があっても、これを読めば大丈夫でした。長さんの絵本は他にもたくさん読みましたが、その中でも最も子どもとの思い出が深い一冊です。

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絵本も子育てもゆるりと楽しもう!

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応募期間
4月26日(火)~5月9日(月)

プロフィール

tupera tupera 中川 敦子さん

tupera tupera 中川 敦子

1978年、京都府生まれ。亀山達矢(1976年、三重県生まれ)とのユニット「tupera tupera」として2002年より活動をスタート。絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、舞台美術、アニメーション、雑貨など、様々な分野で幅広く活動している。『かおノート』(コクヨ)、『やさいさん』(学研)、『しろくまのパンツ』(ブロンズ新社)、『うんこしりとり』(白泉社)、『いろいろバス』(大日本図書)、『パンダ銭湯』(絵本館)など著書多数。NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当している。(profile photo by RYUMON KAGIOKA)


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