毎週木曜日は、ママ世代にとっても懐かしい、世代を超えたロングセラー&名作絵本をご紹介します。
今回ご紹介する絵本は、まど・みちおさんの文、ましませつこさんの絵による絵本『ママだいすき』。母子のつながりをあたたかく描いたロングセラーです。
ママのおっぱいを「チュウチュウ チュウチュウ」と吸うコブタたち。ママが届けるエサを待つひなどり、ママになめられて「また ぺろぺろか」と首をすくめる子猫…。14組の動物のママと子どもの、幸せそうな様子が描かれています。
ママが子どもを見つめるあたたかな眼差し、子どもの安心しきった姿。どのページからも母子の絆と愛情がこぼれてきそうです。
「ママだいすき」と言う言葉を使わずに、ごく日常の姿を簡単な言葉で母子の幸せな姿をあたたかく描き出す、まどみちおさん。ましませつこさんの伸びやかな筆致とやさしい色合いの絵。そのすべてがシンプルな幸せを運んでくれます。
子どもにとってママというのは特別な存在なんだと、実感させてくれる貴重な絵本です。
赤ちゃんを卒業したら、同じペアの『ねぇ あそぼ』がおすすめ。子どもたちはもうちょっと成長して、ママやパパと力いっぱい遊ぶ姿が描かれています。こちらも幸せいっぱい!
<ミーテ会員さんのお声>
じぃじたちと遊び疲れたのか、娘はぐずぐず。あまりのぐずぐずにママもだんだん余裕がなくなり…。
そういう時には『ママだいすき』。表紙の「ママだいすき」という言葉を口にしたあとに、親子のやさしい絵を見ていると、読んであげるママがあたたかくやさしい気持ちになれます。(1歳3か月の女の子のママ)
子育てしていて気持ちの余裕がなくなった時に、てきめんに効く良薬のようですね♪
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