絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
2歳11か月の男の子のママです。最近寒い日が続いていて、おうちで過ごす時間が長くなっています。息子は絵本が大好きなのですが、図書館で借りられる数も限られています。一冊で長く楽しめるなど、おうち時間を楽しくしてくれる絵本を教えてください。
寒かったり天気が悪かったり。おうち時間が長い時にやっぱり頼りになるのが絵本です。中でも探し絵絵本は、1冊で長く、くり返し楽しめるのでおすすめです。ただ探し絵絵本は、その子にとって簡単すぎても面白くないですし、難しすぎては嫌になってしまうのが難しいところ。小さい子向けの簡単なものを中心に、様々な楽しみ方ができる探し絵絵本をご紹介しますので、いくつか図書館で借りたり書店で探してたりしてみてくださいね。
まず探し絵絵本デビューにぴったりなのが、『ちっちゃなミッケ!』。文で指定されたものを探すのはもちろん、写真自体が宝箱をひっくり返したようで楽しく、「うちにあるボールと似てるね」とか「こんなところに飛行機が隠れてるよ」など会話が広がるのも魅力のひとつ。シリーズで数冊出ていますし、慣れてきたら本家の『ミッケ!』もどうぞ。
話題作の『よくみると…』は、一見するとオムライスやショートケーキなのに、よく見ると動物たちでした…というかわいい絵本。見間違い自体を楽しめると同時に絵探し要素もあって、いろいろな楽しみ方ができますよ。
ロングセラーなら、『とこちゃんはどこ』。かこ さとしさんの作品らしく、ともかくたくさんの人や物がぎっしり描きこまれていて、それだけでワクワクしちゃいます。
ちょっと対象年齢が上かもしれませんが、『どこちゃん』はユニークな一冊なのでぜひ手に取ってみて。主人公のどこちゃんのどこかが、ページをめくるたびに変化するのですが、その変わった理由が想像できて楽しい間違い探しの絵本です。どんどん間違い探し遊びがエスカレート(!)するので、大人も大笑いしちゃう一冊になっていますよ。
『パンダくんのおつかい』は、まず絵がくっきりはっきりしているので、年齢的に息子さんが探し絵を楽しむのにぴったりじゃないかなと思うのでおすすめです。主人公のパンダさんがとてもかわいらしく、おつかいを手伝ってあげたくなっちゃうのも魅力のひとつ。
子どもの集中力はすごいので、あっという間に大人よりも探し絵が上手になっちゃうことでしょう。この先には「ウォーリー」のシリーズや「どこ?」シリーズなどの人気作が待っていますよ~。
(回答:ミーテ編集部・アッコ)
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