絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『る』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
3歳2か月の男の子のママです。最近、『よくみると…』という絵本をプレゼントでいただきました。「オムライスに見えるけど、よく見るとひよこ」という絵が何パターンも続く絵本で、発想が面白く、私も楽しんでいます。他にも、よく見ると何か違う…といった不思議な絵の絵本はありますか?
『よくみると…』楽しいですよね。作者のshimizuさんは、Twitterでも人気の作家さん。続編『よくみると…もっと!』も出ているので、こちらもぜひ手に取ってみてください。
不思議な絵の絵本と言えば、安野光雅さんのデビュー作『ふしぎなえ』。上がっても上がっても下の階へ行く階段、どうしてもさかさまに歩いてしまう道など、驚きがたくさんつまった、だまし絵の本です。ロングセラー&名作ピックアップでも取り上げているので、チェックしてみてくださいね。
リアルなボディペイントでも話題のチョーヒカルさんの絵本『じゃない!』と『やっぱり じゃない!』もオススメ。きゅうり…じゃなくてバナナだったり、焼きたてピザ…じゃなくてかぼちゃだったりと、見る人の視覚を惑わす写真の数々に、大人も思わず夢中になってしまうはず!
最後にご紹介する『とんでいく』は、前からも後ろからも読める不思議な絵本。同じ鳥の絵でも、右を向けばタカに、左を向けばガンに見えるという不思議な視覚のしかけを利用しています。自信たっぷりのタカと気弱なガンの子という正反対のキャラクターを主人公としたふたつのお話が、1冊で楽しめますよ。
親子で“不思議”をたくさん味わってくださいね!
(回答:ミーテ編集部・スージー)
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