絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『る』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
1歳8か月の女の子のママです。わが家の読み聞かせは、娘が絵本を持ってきた時か、私の気分が乗った時なので、特に時間は決まっていません。なので、絵本を読まない日もあります。せっかくなら読み聞かせを毎日の生活習慣として取り入れたいのですが、みなさんはいつも絵本を読む時間を決めているのでしょうか。
読みたい気分になった時に読むとのこと、気分って意外と大事ですから、とてもいいと思います。あまりにも「毎日読まなきゃ!」とがんばりすぎると、しんどくなってしまうこともありますから、読まない日があってもさほど気にすることではありません。親子で絵本を楽しみながら、無理なく続けていくのが一番です。
ただ、読み聞かせを習慣づけることの利点はいろいろとあります。毎日必ず、絵本を通じて親子のコミュニケーションがとれること。毎日絵本を読むことで、親は子どもの小さな成長に気づくこともできます。子どもはママやパパの声を通して、絵本の中に様々な世界を見て自分を投影することができます。こんな利点を聞いていると、やらなきゃもったいない!という気がしてきますよね。
ミーテが過去に行った絵本子育てアンケートの結果によると、読み聞かせタイムとして一番多く選ばれた回答は「就寝時」。次に「決まった時間はなく、随時読んでいる」「『読んで』と言われたら読んでいる」という回答が続きました。
たとえば、毎晩「寝る前に3冊ね」と約束して、子どもに絵本を選ばせているおうちも多いことでしょう。3冊のうち、子どもが選んだ絵本を2冊、親が選んだ絵本を1冊としてもいいかもしれません。寝る前に絵本を読んで、親子であたたかい時間を過ごせば、心地いい眠りにつけそうです。
ただし寝る前の読み聞かせの注意点として、あまりにもわいわいと盛り上がるような内容の絵本は避ける、ということを覚えておいてください。これから寝るという時にあまりテンションを上げられても困りますからね。元気が出るタイプの絵本はぜひ朝や昼間に読んであげましょう。
就寝前の一冊としておすすめしたいのは、ロングセラー&名作ピックアップでも紹介した『おやすみなさい おつきさま』。ベッドで眠りにつこうとしている子ウサギが、部屋の中の様々なものに「おやすみ」と語りかけていく絵本です。寝る前のひとときを心穏やかに過ごすことができますよ。
(回答:ミーテ編集部・スージー)
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