今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
私の耳は、時々遠くへ旅をするんだよ。ほんとだよ。朝早くにベッドの中で耳をすますと、鳥の声や風の音、空の音まで聞こえてくるよう。耳が届けてくれる様々な音が、「おはよう! 春ですよ!」と目を開かせてくれるのです…。
春夏秋冬とめぐる季節それぞれに詰まった、たくさんの喜びと幸せを、コミックのコマ割りを使ったページと色彩豊かな絵のページを効果的に使って表現した、新しい息吹を感じる一冊です。
<担当編集者・佐川祥子さんからのコメント>
春を届ける絵本をつくりたいと思っていました。春はどの季節よりも、強く待ち焦がれる季節。春夏秋冬、また春へ。さんさんと降り注ぐ光の祝福でいっぱいの絵本です。必ずくり返しやってくる季節の安心感。でも、去年の春と今年の春はちがうもの。明日はきっと今日とはちがう。今日はうまくいかないことがあっても、明日には希望がある。そのことに気づくとき、私達の日常の一コマ一コマが、どの一瞬も愛おしい時間であることに、胸がいっぱいになります。震災やコロナ禍を経てきた、いまの私達にはことさらに身に沁みるのではないでしょうか。
本書は、犬のスヌーピーで知られる漫画「ピーナッツ」のチャールズ・M・ シュルツさんへのオマージュ作で、タイトルも「ハッピー」と「ピーナッツ」を掛け合わせた造語だそうですよ。
▼荒井良二さんのインタビューはこちら
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