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松田奈那子さんの新作『でこぼこ ぬりぬり なにがでる?』が出版されました(本体1100円+税、アリス館)。 『やさいぺたぺたかくれんぼ』、『いろがみびりびりぴったんこ』に続く、造形遊び絵本シリーズの第3弾です。
今回の造形遊びは「こすりだし」。クリップに輪ゴム、段ボール…でこぼこしたものに紙をひらりとのせて、色をぬると、形や模様が浮き出てきます。さあ、かわいいクレヨンちゃん達と一緒に、いろんな“でこぼこ”を“ぬりぬり”してみよう!
身の回りにあるでこぼこしたものの感触に気づいたり、出てくる模様に驚いたり…五感を刺激する発見がいっぱいの絵本です。
<作者・松田奈那子さんからのコメント>
この絵本のために、様々な物や場所でこすりだしをしました。紙とクレヨンを持って、人の少ない夜の道や公園で。最初は少し人目が気になっていたのですが、いつのまにか夢中になっていました。
発見もたくさんありました。きれいにこすりだしできるもの、できないもの、 パッと見では案外、わからなかったりするんです。きっとみなさんのお近くでも見つかるはず。どんな形がでてくるか、ぜひ試してみてください。
一番のポイントは、クーピーや色鉛筆を少し寝かせ気味に持ち、線と線の隙間をあけずに、できるだけまんべんなく「ぬりぬり」すること。最初はレースの布やプチプチなど柔らかいものより、硬いもののほうが試しやすいですよ。
おうちのなかで、おそとで、お子さんと一緒にこすりだしを楽しんでくださいね。
芸術の秋。身近なものや意外なものを使って、レッツこすりだし! 巻末に掲載された遊び方を参考にチャレンジしてみてくださいね。
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