毎週火曜日は、季節にぴったりのおすすめ絵本をご紹介します。
気候は涼しく、山が紅葉で美しく装う秋は、山のぼりにもってこいのシーズン♪ 山を身近に感じ、「大好き!」という気持ちになる絵本をご紹介します。以前季節の絵本でご紹介した、「山のぼりにチャレンジしたくなる絵本」も、合わせてどうぞ。
今日は何して遊ぼうかな。そうだ、山で遊ぼう。山にとりついて、山ですべり台したり、ぶら下がったり…。山、山、山、山! 山はぼくの友だち。シーズンオフのスキー場のゲレンデが、まるで大きな人のすべり台みたいと思ったことから生まれたという作品。ちょっとシュールですが、山が大好きな気持ちがストレートに伝わってきますよ。
荒地に立つ岩山。冷たい雨や雪しかしらないさびしい山に、渡り鳥のジョイがやってきました。ふたりの間に友情が生まれますが、水や食べ物がない山に小鳥は住めず、また岩山に対して小鳥の命は短くて…。ふたりの友情から山が緑の楽園に変わっていく様を描いた、壮大な物語。文化人類学者のマクレーランさんの文に、エリック・カールさんのカラフルな絵が命の賛歌を歌いあげています。
春に生まれたヤマメのピンクは、おなかはいつもペコペコだけれど、毎日元気いっぱい。そんなヤマメ達が暮らす豊かな山は、人間も遊びにやってきます…。「ヤマメのピンク」シリーズの完結編。ヤマメ達が生まれ生きていく…。そんな命をはぐくむ山の豊かさ、ふところの深さに気付かされる一冊です。
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