イチ押し絵本情報

親子で語らう、園からの帰り道(新刊絵本のご紹介 Vol.191)

2018年7月16日

毎週月曜日は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!

 親子で語らう、園からの帰り道

えがしらみちこさんの絵本『あのね あのね』が出版されました(本体1300円+税、あかね書房)。

見開き

園からの帰り道。「あのね、きょうね」と男の子が今日あったことを語り始めます。のりでペタペタした工作、みんなで楽しんだ電車ごっこ、おもらししちゃったこと…。家へと向かう自転車で交わされる、笑顔あふれる親子の語らいを描いた絵本です。

その日にあったことをきちんとわかるように伝えるのは、小さな子どもにとってはなかなか大変なこと。断片的なことばをつなぎあわせて話すので、はじめのうちは会話もクイズのようです。それでも、だんだん話が上手になっていって…。会話のやりとりから、主人公の男の子の成長も感じられます。

<作者・えがしらみちこさんからのコメント>
『あのね あのね』の担当編集さんと出会ったのは5年前。それから「ああでもない こうでもない」と一緒にお話を考えて、やっと種みたいなものができあがったのが、2017年の春でした。

だいぶ長い間一緒にいたお話なので、思いのこもったものにしたいなと、今住んでいる三島の街並みを絵本の背景に組み込みました。「ここの風景が格別なんだよね」とか「この商店街のこういうところがかわいいのよね」とか、私の大好きを絵の中に塗り込んで特別な絵本になりました。

主人公の男の子の言葉が少しずつ上手になって成長していっています(ヘルメットのブカブカも変化していますよ)。娘の実際の成長を見ながら、つくっていくことができて、本当によかったです。

「送り迎え」は、幼稚園や保育園の時期にしかない貴重な時間。意識しないと見過ごしてしまいそうな、そんな小さな瞬間を大切にして過ごしたいですね。

何気ない日々の中の小さな喜びを再確認させてくれるような一冊。読んだ後は、子どもとの会話をもっともっと楽しみたくなりますよ♪


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